熊本県議会 2045-06-01 06月15日-05号
まず、漁場環境の改善につきましては、カキがら、アサリ貝がら等の堆積により、本来産卵場、成育場としてすぐれた条件を有しておりながら現時点では生産力の低下している漁場について、これらの堆積物の除去を行うことにしておりまして、五十七年度につきましても玉名地先を対象に実施する計画でございます。
まず、漁場環境の改善につきましては、カキがら、アサリ貝がら等の堆積により、本来産卵場、成育場としてすぐれた条件を有しておりながら現時点では生産力の低下している漁場について、これらの堆積物の除去を行うことにしておりまして、五十七年度につきましても玉名地先を対象に実施する計画でございます。
産卵場や稚魚の育成場となる藻場を造成するとともに、漁業者が実施する保全活動を支援するなど、魚の住みやすい環境づくりに努めます。 二つは、養殖業の振興です。中でも養殖ブリは国内外で加工需要が拡大しており、既存の加工場では賄い切れなくなっていることから、県漁協が計画する新たな加工場の建設を後押しします。
企業局には、日頃から本県内水面漁業振興に尽力いただいており、令和2年度からは、農政水産部と共同で、県内河川でのアユの産卵場の造成やアユ・ヤマメの稚魚放流、外来魚の駆除にも支援をいただき、多くの内水面の皆様から、井手企業局長に大変感謝の言葉が届いております。
水産総合研究センターの研究成果につきましては、これまでも、例えば習志野市地先のマコガレイの産卵場造成とか、そういった国による水産生物の生息場づくりに活用されてきたところです。この事業による研究成果につきましても、東京湾において浅場などの造成が行われる際に活用されるよう、国など関係機関と共有することにより、漁業生産力の向上に資する漁場改善を推進してまいりたいと思います。 以上です。
特に藻場の造成についてでございますが、御答弁にもありましたように、貴重な資源といいますか、魚介類の産卵場として、稚魚の隠れ家、また、生育の場ということもありまして、ウニとかサザエなどの磯根資源の生息場として非常に貴重な資源だということを私も認識しているところでございます。
一方で、水辺のヤナギの根元は、ホンモロコの産卵場になるなど、ヨシ群落の一部として生態系保全の役割を担っております。 このことから、ヤナギにつきましては、皆伐してしまうのではなく、専門家に助言を求めた上で、伐採箇所や時期等を決定するなど、生態系への影響にも配慮した上で、適正な保全、管理に努めているところでございます。
このため、県では、漁協が行う産卵場の造成、外来魚やカワウの駆除に対しまして支援を行っております。また、資源を保全するために漁協や市町村が放流するアユの人工種苗の生産、供給を行うとともに、漁協と連携して天然アユの資源状況の把握や、効果的な放流方法などについての調査研究にも取り組んでいるところでございます。
このように内湖は周辺に住む人々の日常生活に密着した存在であり、生活用水や農業用水に利用され、コイ科魚類を中心とした在来魚の産卵場、稚魚、幼魚の生育の場として重要な機能を果たしてきました。
また、外来魚や有害鳥獣の駆除対策、魚病対策の強化に加え、魅力あふれる漁場づくりのための人工産卵場の造成や漁場におけるゾーニング管理手法の積極的な導入を図ることも必要です。 さらに、遊漁者のニーズに対応するため、観光業者や地元自治体、漁協との連携による釣り場づくりや、釣りを観光資源と捉えた取り組みを進めることも重要だと考えます。
また、毎年、県と国が洗堰の操作について意見交換をする場におきまして、ホンモロコの産卵状況や産卵生態について情報共有をさせていただいているほか、今年度は、水産課と国の担当者レベルでございますが、ホンモロコの産卵場や洗堰操作業務の現場視察を行いますなど情報交換に努めているところでございます。 今後も環境に配慮した洗堰の操作をしていただけるよう、琵琶湖河川事務所との連携を深めてまいりたいと存じます。
◎農政水産部長(西川忠雄) (登壇)今シーズンのアユの産卵状況につきまして、水産試験場がアユの主要な産卵場でございます11河川で調査いたしました結果によりますと、今期のアユの産卵はシーズン全体で156億個と、平年の2倍を上回る数を確認しております。
近年,内水面の漁獲量が減少していることから,県では,3大河川において漁協が行うアユなどの産卵場・育成場の整備や魚道の改善を支援する「岡山の豊かな川復活事業」を一昨年度より行ってきました。アユは,河川の中流域において産卵しますが,川底の石を動かし,整備することによってアユの産卵が増えたことも報告されています。この事業においてどのような成果があり,今後,どのように生かしていくのでしょうか。
また、生息環境として、産卵場の水温や流入する水の状況、規模などについても調査したところ、現道の林道脇で沢水がたまっているエリアが主な生息場所であることを確認しました。
海藻などが生えている藻場は海の森であり、魚や貝などの海の生き物にとっては餌場であり、すみかであり、産卵場であり、大切な生きる場所となっています。 さらには、海水の浄化やCO2も吸収でき、海が豊かであるためには、なくてはならない存在であります。
また、県内四つの内水面漁業協同組合におきまして産卵場の造成等を続けておりまして、今年は過去5年の中で最もアユの遡上の量が多くなっているというふうな状況でございます。 一方、ブラックバス、ブルーギル、オオクチバス等の外来魚の対策でございますけれども、こちらにつきましては、県におきまして毎年九頭竜湖等で駆除等を行っております。それと、漁協が行う駆除作業への支援も行っているところでございます。
議員御指摘のとおり、水辺のヤナギの根元は、ホンモロコの産卵場になるなど、ヨシ群落の一部として生態系保全の役割を担っております。一方で、巨木化したヤナギは、ヨシをはじめとする抽水植物群落の衰退の原因にもなると認識しております。このことから、県としましても、巨木化したヤナギについては、皆伐ではなく、生態系への影響等にも配慮した上で、伐採や剪定等の対応を進める必要があると考えております。
有明海は、閉鎖性が高い反面、潮位の干満が大きく、湾奥部の広大な干潟に二枚貝や小型のエビ・カニ類など生物が豊富に生息し、漁場として利用されるだけでなく、海域全体が多くの魚介類の産卵場や雑魚の育成場となっております。 しかしながら、海底の泥化や有機物の堆積などにより海域の環境が悪化し、海面漁業生産は減少を続けており、漁家経営は厳しい状況であります。
このため、魚介類の産卵場や稚魚の育成場として機能する藻場や干潟の再生に向けた森・川・海を通じた豊かな流域づくり活動や、漁業者によるアマモ場の拡大やアサリの生育環境の整備等の活動支援に加え、下水処理場の緩和運転の試行を通じたノリ養殖の色落ち対策を検討してきたところです。
まず、玄海地区についてですが、沿岸域では海藻が繁茂する藻場が、魚介類の産卵場や隠れ家となりまして、資源回復を図る上で重要であります。魚礁等の設置による藻場の造成に取り組んできております。広く磯焼けをしているという話はよく承っております。
一方で、これまでの調査により、ヨシ繁茂地周辺が、絶滅危惧種であるカヤツリスゲの生育地やフナなどの産卵場となっていることが判明したことから、現在の環境を改変しない保全エリアを設定して移植を行うなど、河口湖の生態系に配慮した保全策を検討してまいります。 今後は、協議会において地元関係者の皆様との合意形成を図りながら、湖岸の利活用促進に向けた効果的な取り組みを進めてまいります。